6月17日午後2時より、日下記念マルチメディア館1階メディアホールにて、須藤八千代先生(愛知県立大学名誉教授)を講師に迎え、学術講演会「婦人保護施設から考える女性の福祉」を開催しました。

　1947年に大阪に開設された婦人成美寮(のちの生野学園)をはじめとする婦人保護施設の歴史や、現在における女性の福祉の課題について、お話しいただきました。

　参加者からは、「苦境にある女性たちが気軽に相談できる場の必要性を痛感した」「講演で学んだことを今後ソーシャルワークで生かしたい」などの感想が寄せられました。

　6月16日午後6時半より、研究所棟306教室にて、須藤八千代先生(愛知県立大学名誉教授)を講師に迎え、小講演「飛び込め、大学院へ」を開催しました。

　はじめに社会人大学院生を中心とする参加者がそれぞれの研究関心を話し、それに対し先生から一人ひとりにコメントをいただきました。

　その後、先生ご自身がソーシャルワーカー・社会人大学院生として時間的制約の厳しいなか研究に精励されたことや、苦しくとも続けることが専門性につながることを伺い、社会人大学院生にとってとても貴重な機会となりました。