武庫川女子大学
img img
文字のサイズ

大学院ニュース

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
写真をクリックすると拡大表示します。

平成25年12月5日(木)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第5弾コラボ企画として、総合心理科学館相談室の『クリスマスの飾りつけ』を行いました。[2013/12/06更新]

 平成25年12月5日(木)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第5弾コラボ企画として、総合心理科学館相談室の『クリスマスの飾りつけ』を行いました。
 臨床心理学専攻の1年生と2年生が相談室に来る子どもたちのために、相談室の受付や入り口にクリスマスの飾りつけをしました。
 ツリーの他に今回も折り紙で手作りのクリスマの飾りを作りました。今回の見応えは何と言っても35センチ四方のビッグサイズ折り紙で作成したクリスマスリースです!!リースにはサンタさん、キャンドル、ブーツ、キャンディ、リボン、雪だるまなど…かわいらしい飾りがいっぱいで、見ているだけでわくわくします。
 一生懸命に時間をかけて作ったクリスマスの飾りへの子どもたちの反応が楽しみですね。
 第6弾は1月のお正月です。次回も相談室に来る子どもたちが喜んでくれるような楽しい飾り付けをしようと思います。乞うご期待ください。

臨床教育シンポジウムが開催されました。[2013/12/03更新]

 11月30日(土)午後1時より、「今日のいじめと教師にできること―実践主体としての教師像―」と題して、臨床教育シンポジウムが行われました。一般の方、学校現場の教員、教員を目指す学生など、教育問題に関心を持った方々にお越しいただきました。

 基調講演では、福井雅英氏(北海道文教大学教授)より上記のテーマで講演していただきました。「いじめ・自殺問題をどう見るか」について、福井氏が第三者委員会として関わってこられた大津・中学生いじめ自殺事件や札幌の中学生自殺の報告書等をもとに、「いじめ」から垣間見る子ども理解の課題、教育現場の問題を語っていただきました。子どもが残した言葉から本当のメッセージを探ること、学校を「子どもが育ち合う場所」にするには何が必要なのか、どういう教師が求められるのか、自身の教師経験を踏まえて語ってくださいました。子どもの生活史に即して子どもを理解することが重要である。いじめる子どもの生活史から理解すること、問題を共有できる学級・職場づくり、保護者理解、保護者や地域との協働の工夫、子ども理解のカンファレンスなどの重要性が示唆されました。
 シンポジウムでは、臨床教育学研究科の上田孝俊准教授、博士後期課程の大学院生(大阪・公立高校・教師)の実践報告がなされました。上田准教授からは中学校の教員時代に保護者からの相談を起点に学級でいじめを考えあった事例が、大学院生からは高校生が詩を通していじめや思春期の揺れを表現し考える実践事例が報告されました。会場との意見交流では、参加者から、教員が子どもにつきあえない多忙化問題や、教師が求める子ども像の問題も寄せられ、有意義な交流となりました。

 シンポジウム終了後は、臨床教育学研究科(修士課程・博士後期課程)の入試説明会と個別相談が行われました。個別相談では教員3名が相談に応じましたが、順番にご相談をお受けするほど多くの方にお越しいただきました。

修士1年生 建築設計総合演習II 課題2「 可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」 第1〜3週: 可動式組立機構の模型による検討をおこないました![2013/12/02更新]

 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。  課題説明の後、まずは学内にあるサンドーム福井の構造模型を動かしてみながら、パンタドーム構法の機構を学習しました。その後、可動式組立機構を持つ紙管ゲルの案を各自で考え、発表・検討を重ねていきました。29日には制作の方針が固まり、まずはスチレンボードで図式化した模型を作り、可動の全体像のイメージを全員で共有しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 建築設計総合演習II : 11月21、28日に安井巧先生による「茶室の講義」をおこないました![2013/12/02更新]

 非常勤講師の安井巧先生による講義「露地、茶室の基本事項」が2週に渡って行われました。安井先生が相談役を務める株式会社安井杢工務店は、創業から300年以上の歴史を持ち、桂離宮や待庵、如庵などをはじめとする数多くの国宝や重要文化財の保存修復、そして京都迎賓館などの現代建築を手掛けておられる、日本を代表する工務店です。講義では、茶事からはじまり、露地の構成、茶室の平面構成、出入口、窓、床、天井、点前座廻り、水屋、立礼、材料などに関する基礎的知識を、多くのスライドや図面を用いて教えていただきました。また茶室で使う各種金物、竹、紙、ヘギ板などの実物にも触れさせていただきました。さらには先生ご自身が多くの古文書から学ばれた各部の寸法の考え方を教えていただきました。現代の私たちのほとんどが忘れてしまっている、日本の伝統の中に存在する設計の豊かさを学ぶことができた、大変貴重な機会となりました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生フィールドワークVBで「サンドーム福井」などを見学しました![2013/11/22更新]

 建築設計総合演習II 課題2の関連FWとして、福井方面の見学を行いました。まずはパンタドーム構法で建設されたサンドーム福井を見学しました。パンタドーム構法は本学の非常勤講師でもある川口衞先生によって考案された構法で、地上で組み立てたドームをジャッキでパンタグラフのようにプッシュアップするものです。コンプレッションリング、テンションリング、鋳鋼で作られたピンジョイントなどのパンタドーム構法に係る部材の形状を確認するとともに、それらの役割や機構、組立方法などについて理解を深めました。また膜天井や、地元の技術を駆使した金物や和紙壁、鬼瓦のゲートウォール、外壁の越前耀変タイルなどの特徴も確認しました。その後、鯖江市スポーツ交流館の不完全トラス、鯖江市健康福祉センターの鉄骨吊り構造の庇、鯖江市役所新庁舎および鯖江・丹生消防組合庁舎のタウントラスやシンボルタワーなどの見学も行いました。大きな空間を構築するためのデザイン手法を具体的に学ぶことができました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

11月12日に講演会「バーミヤーンの石窟と壁画 -インド・クチャの石窟寺院との比較―」を開催しました![2013/11/15更新]

 名古屋大学名誉教授の宮治昭先生をお招きし、「バーミヤーンの石窟と壁画-インド・クチャの石窟寺院との比較-」と題して特別講演会を開催しました。
 はじめに、アフガニスタンの古代都市が東西と南北の国々の影響を受けながら変遷してきた流れや各時代の宗教、そして現在の遺跡についてご紹介いただきました。続いて、仏教伝来後の都市の隆盛、ヘレニズムやガンダーラ文化と融合しながら発展した仏教美術、仏教の伝来とともにストゥーパ信仰が仏像信仰へと変わる流れをお話しいただきました。後半は、インドの仏教やヒンドゥー教、ジャイナ教などの石窟寺院についてご紹介いただき、とくにアジャンターの仏教石窟寺院の構成や使われ方、装飾や壁画を詳細にご解説いただきました。そして、バーミヤーンの遺跡の概要と歴史を踏まえて、バーミヤーンの石窟構造や壁画装飾について、インドやペルシヤ、ガンダーラなどの影響を受けた図像の解説、インドアジャンター壁画との違いをお話しいただきました。さらに、中国のキジル石窟や敦煌石窟について、壁画の図像や彩色をバーミヤーンと比較してご紹介いただきました。
 アフガニスタンを中心にギリシャローマからインド中国まで、広範囲に展開した話は、非常に充実した内容であり、美術史という異分野から建築を考える貴重な機会となりました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

11月2日に講演会「世界遺産バーミヤーンの歴史と文化  -その過去・現在・未来を語る-」を開催しました![2013/11/15更新]

 前田耕作先生(アフガニスタン文化研究所所長、和光大学名誉教授)をお招きし、「世界遺産バーミヤーンの歴史と文化 -その過去・現在・未来を語る-」と題して講演会を開催しました。
 まず、アフガニスタン建国以来の王政、共和制、ソ連軍の侵攻と撤退、タリバーンの進出と大仏の爆破、そして終戦と戦後に至る歴史を解説いただき、日本が UNESCO に協力してアフガニスタンの文化の復興に携わる重要性を認識できました。続いて文明の十字路として、ギリシア、ペルシャほか周辺地域の影響を受けてきたアフガニスタンの古代史について、豊富な発掘資料の写真を提示いただきました。その後、前田先生が半世紀にわたって調査されてきたバーミヤーンの石窟や壁画、仏像について、タリバーンに破壊される前後の状況も含め、貴重な研究資料に基づき解説いただきました。日本が今後アフガニスタンの文化の復興に主体的に協力していくことの重要性を理解できる、貴重な機会となりました。
 詳しい様子は、建築学専攻先行ホームページをご覧ください。

大学院教育学専攻進学説明会のご報告[2013/11/14更新]

2013年10月23日(水)12:30〜13:00、C-1006にて大学院教育学専攻進学説明会が開催されました。5月に行われた説明会同様、金子准教授より、大学院進学のメリットや入試日程、カリキュラム等の説明を行いました。その後、在学中の院生より、授業や研究活動等、院生生活について話していただきました。説明会の参加者からは、進学するにあたり不安な事柄や、試験に向けて準備しなければならないこと等の質問があり、院生と教員が丁寧に対応しました。
 2013年度11月募集の推薦入試出願期間は、11月7日(木)〜11月21日(木)(消印有効)で、試験日は11月30日(土)です。試験科目は面接です。この本学卒業生対象の推薦入試は、2月にも実施されます。また、一般選抜および社会人特別選抜は1月に実施されます。詳細は、$大学院教育学専攻オリジナルページ&(http://www.mukogawa-u.ac.jp/~edugrad/index.html)をご覧ください。
 次回の説明会は12月を予定しています。開催日時が決まり次第、情報を公開いたします。

大学院教育学専攻主催セミナー「〈教育関係〉と学校におけるケアについて考える」のご報告[2013/11/14更新]

2013年11月9日(土)中央図書館10階C-1006にて、宮澤康人先生(東京大学・放送大学名誉教授、大人と子どもの関係史研究会世話人)を講師としてお招きし、大学院教育学専攻主催セミナー「〈教育関係〉と学校におけるケアについて考える」を実施いたしました。宮澤先生の著書『〈教育関係〉の歴史人類学―タテ・ヨコ・ナナメの世代間文化の変容―』およびネル・ノディングズ著・佐藤学監訳『学校におけるケアの挑戦―もう一つの教育を求めて―』を院生が読んだうえで各々の考えをまとめ、それをもとに宮澤先生からご教授いただきました。学生は先生のお言葉に耳を傾けながら積極的に質問をし、メモをとるなど、とても有意義な時間を過ごしました。 

保育士のための元気アップ勉強会(秋期)が終了しました[2013/11/01更新]

 今年度2回目の倉石哲也教授・石川道子教授による「保育士ための元気アップ勉強会」(秋期4回)がすべて終了しました。各回平均申込みは123名(合計申し込み数のべ492名)、出席者実数は226名で、阪神間の保育所から毎回多くの保育士の方が申し込んでくださり、定員超過となってお断りしなければならないほどの大盛況となりました。土曜日の午前中と平日の夕方に実施しましたが、参加された保育士の皆さんは、現場でお疲れの後にもかかわらず熱心に学んでおられました。
 毎回終了時にアンケートを記入していただいていますが、参加の理由としては「テーマに関心がある」が41.4%で最も多く、「講師がよいから」27.1%、「同僚・知人の勧め」20.5%となっています。勉強会の内容が保育現場での課題や保育士の関心に沿ったテーマとなっていたことがわかります。また感想や意見の記述では、「現在悩んでいた問題だった」「思い当たる子どもがいるので参考になった」「学んだことを現場に活かしていきたい」など子どもや保護者と向き合うなかで日々悩みながら、保育に取り組んでおられる様子が伝わってきました。また、勉強会に参加することで「自分を見つめ直す機会となった」「毎日ストレスを溜めているが、聞くだけで心が軽くなった」「自分自身がリフレッシュできた」など、保育士にとっても元気アップになっているという感想がありました。
 「このような機会はとてもありがたい、今後も続けてほしい」という要望が多くありましたが、今後の課題として「事例をあげてディスカッションしたい」「もう少し掘り下げて勉強したい」という前向きな意見も聞くことができました。そこで今年度2月には、新たな試みとして「保育士のためのケースを学ぶ会」を予定し準備をすすめています。

大学院臨床心理学専攻の入試説明会を開催しました[2013/10/30更新]

H25年10月29日(火)5限に心理・社会福祉学科の大学生・人間関係学科の短大生対象に、H25年度第2回大学院臨床心理学専攻入試説明会が総合心理科学館で開催されました。第2回である今回は、大学2年生:1名、大学3年生5名の計6名が参加しました。
はじめに、臨床心理学専攻の専攻長佐方教授から大学院入試や大学院の授業、さらには修了後の就職先や博士課程への進学、臨床心理士試験について説明がありました。
その後、心理・社会福祉学科の卒業生で、臨床心理学専攻2年に在学中のTA竹田優子さんが、学生からの大学院入試や大学院生活についての質問に答えました。また、心理・社会福祉学科の北垣教務助手も本専攻の修了生として、在学中の大学院生活や修了後の就職先など竹田さんとともに学生からの質問に答えました。
今回の説明会はまだゼミが決まっていない大学2年生も参加しており、すでにゼミに所属している大学3年生の先輩とゼミについて情報交換がなされ、先輩後輩の交流の場ともなったようです。
大学院入試説明会は例年5月と10月の2回開催していますが、心理・社会福祉学科のアゴラ(L1-308)では、本学科出身の臨床心理学専攻在学中の大学院生がTAとして、学部生・短大生の学習相談を行っています。こちらでも大学院についての相談も随時受け付けていますので、大学院に興味のある学生の方は、いつでもアゴラをのぞいてみてください。

トルコ海外実習 16日目 「イスタンブール:国立考古学博物館ほか見学」[2013/10/21更新]

 本日もイスタンブール見学を実施しました。午前中は、ギリシャ・ローマ時代をはじめとするトルコに関わる貴重なコレクションの展示を見ることができる国立考古学博物館、そしてもともとはスルタンのサマーハウスだった建物で華麗なタイルを見ることができる装飾タイル博物館を見学しました。午後は船で、ボスポラス海峡の入り口に立つ城塞クズクレシへと渡り、1999年に改修されたレストランで昼食をとりました。夕方には、アジア側にあるイスタンブールで最も標高が高いチャムルジャヒルにのぼり、眼下に壮大に拡がるイスタンブールの街や海や島々を望みました。その後、イスタンブール・アタチュルク国際空港に向かい、帰国の途に着きました。トルコの歴史や文化の奥深さの一端を垣間見ることができた、充実した海外実習となりました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第4弾コラボ企画として、総合心理科学館相談室の『ハロウィンの飾りつけ』を行いました[2013/10/18更新]

平成25年10月17日(木)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第4弾コラボ企画として、総合心理科学館相談室の『ハロウィンの飾りつけ』を行いました。
臨床心理学専攻の1年生と2年生が相談室に来る子どもたちのために、相談室の受付や入り口に手作りのハロウィンの飾りつけをしました。折り紙で作ったかぼちゃ、魔女、オオカミ男、お化け…など、どれもかわいらしいですね。特に、立体的なかぼちゃは難易度が高く、折り方を見ながら「こうちゃう?ああちゃう?」と言い合いながら、ようやく完成した力作です!また、ハロウィンのイラストも描いて飾りました。
第5弾は12月のクリスマスです。次回も相談室に来る子どもたちが喜んでくれるような楽しい飾り付けをしようと思います。乞うご期待ください。

トルコ海外実習 15日目 「イスタンブール:ルメリヒサルほか見学」[2013/10/17更新]

 本日もイスタンブール見学を実施しました。まずはルメリヒサルを見学しました。オスマン帝国により、1453年のコンスタンティノープルとの戦いの前に4か月で作られたと言われる要塞です。現在は、コンサートが開かれることもあります。石段を登り、ボスポラス海峡の素晴らしい景色を眺めました。次にトルコの現代建築として、先週完成したばかりの複合施設であるゾルルセンター、そして渓谷を意識したデザインになっているカンヨンモールを見学しました。最後はベシクタシュに戻り、1888年に完成した宮殿風のエルトゥールルテッケジャーミィを見学しスケッチをしました。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。いよいよ明日は最終日となります。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 14日目 「イスタンブール:コーラ修道院、グランドバザールほか見学」[2013/10/16更新]

 本日はイスタンブールに残るビザンティンの遺構を中心に見学しました。ビザンティン美術の最高傑作ともいわれるモザイクやフレスコ画で有名なコーラ修道院、デオドシウスの城壁の南に位置するイェディクレ(七つの塔)と呼ばれる要塞、ローマ時代の地下貯水池である地下宮殿、そして約4000の店舗がひしめくグランドバザールを見学しました。またスルタナメットの広場にて、アヤソフィアやスルタン・アフメット・ジャーミィをスケッチしました。ICSA in JAPAN 2013 を体験したトルコの学生も参加し、交流を深めました。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホ―ムページをご覧ください。

▲ページトップへ