武庫川女子大学
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大学院ニュース

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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修士2年生 建築設計総合演習III 「課題2:ゲルの制作」第1〜3週:安井巧先生の茶室の講義、実物大のゲルの組み立てを行いました![2013/06/05更新]

 建築設計総合演習IIIの課題2では、昨年まで茶室の制作をテーマにしてきましたが、今年度は、遊牧民のゲルを実寸大で制作することを通して、より具体的に「住まうこと」を建築化するプロセスを学んでいきます。また住まいの実作にあたって、建物の多彩な意味やそこでの人々の振る舞いとの関わりなどを考える手掛かりとして、茶室に造詣の深い安井先生から、本学科の茶室「自妙庵」を見本として、さらに多くの文献資料などを見ながら、茶室の空間構成について、2回にわたり、講義を伺いました。 前課題で学んだ世界各地の建築と風土との関係を踏まえて、モンゴルについても文献調査を本格的に始めるとともに、関西学院大学から借用し、上甲子園キャンパスへ運んできたゲルを実際に組み立てることによって、その構成や部材の加工方法などについても理解を深めることができましたた。また国立民族学博物館に展示されているモンゴルのゲルをフィールドワークで実測調査し、そのデータを図面化する作業も行っています。
 くわしい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」第1週:スペースフレームと木製ブロックを使った原寸大ドームの組立て体験を実施しました![2013/06/05更新]

 本課題では、甲子園会館東側の駐車場を敷地として、組立て解体が容易に可能なスペースフレームと木製ブロックを使用することにより、地球環境に配慮した小規模建築空間を提案します。
 27日はスペースフレームと木製ブロックを使った原寸大ドームの組立て体験を全員の共同作業で行いました。図面をもとに分担を決め、スペースフレームでドームを組んでいきました。柱は木製ブロックで構成しました。その柱の上にスペースフレームのドームをのせて、柱とドームをボールジョイントで固定することで、原寸大ドームが完成しました。課題2では、演習とフィールドワークをあわせて、合計で5個の原寸大モデルを構築したことになります。この経験を踏まえて、スペースフレーム模型キットで各自案のスタディを進めました。来週は中間講評会です。
くわしい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「スペースフレームの参考事例」を見学しました![2013/06/05更新]

 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の関連FWとして、スペースフレームの参考事例4件を見学しました。太陽工業株式会社の野田範昭先生に、図面や模型で部材の構成を具体的に示していただきながら解説をいただきました。オクテット(四角錐)組で葉っぱのような平面形状をしたガラス屋根の仁川駅前通路、同じくオクテット組で2つの細長い箱を交差させた平面形状でガラス屋根の淡路夢舞台温室、ひし形の立方体ユニットを組み合わせた木トラスのいざなぎアリーナ、シェル形状でトラスの組降ろし材を柱とした膜屋根のウェルネスパーク五色屋外ステージをそれぞれ見学し、スペースフレームや屋根材の様々なタイプの特徴を実地に学ぶことができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

大学院生4名が日本薬剤学会でMost Impressive Laboratory Awardを受賞しました[2013/06/04更新]

薬学部薬剤学研究室に所属する薬学研究科博士後期課程1年の松井千紘さん、2年の藤本有未さん、修士課程1年の辻野由香梨さん、稲垣恵理さん(右写真中、右から順)が、2013年5月23日木曜日から25日土曜日にわたり、愛知県名古屋市(会場:ウインクあいち)で開催された、日本薬剤学会第28年会でStudent Network for Pharmaceutics Education and Evolution 2013 (SNPEE 2013)で、Most Impressive Laboratory Award*を受賞しました。

SNPEEとは、未来の薬剤学発展を担う若手研究者の講演能力とディスカッション能力の向上ならびに若手から創薬革新原動力を生み出すことを目的に、日本薬剤学会年会内で毎年、開催されているシンポジウムです。4人の院生は、本シンポジウムでの発表講演に対して、最も印象に残る質疑と討論を繰り広げ、会場を大いに盛り上げたことが評価され、受賞しました。

4人の院生は、「初めてSNPEEに参加し、大勢の前で自分の意見を述べるのは緊張しましたが、受賞できて嬉しいです。」と興奮した様子で喜びを語り、「これからも、研究活動に日夜励み、研究室内で行われる研究セミナーや国際誌の輪読会を通して、研究能力とディスカッション能力の向上に積極的に努めていきたい。」と、今後の抱負を笑顔で話しています。

*Most Impressive Laboratory Awardは、講演の質疑応答において、優れた質疑および活発な質疑をした学生の在籍する研究室に贈られる賞です。

建築学科・建築学専攻の教育は、日本初の建築系学士修士課程6年間のJABEE認定により、 UNESCO-UIA 建築教育憲章対応プログラムとして国際的に認められました![2013/06/01更新]

 建築学科・建築学専攻は、2012年度に、日本初の学士課程4年間と 修士課程2年間を合わせた6年一貫のプログラムとして建築系学士修士課程 建築設計・計画系分野におけるJABEE認定審査を受審し、2011年度にさかのぼって認定を受けました。この6年間のJABEE認定基準に適合することにより、UNESCO-UIA 建築教育憲章対応プログラムであることが国際的に認められました。UNESCO-UIA 建築教育憲章に対応した、JABEEによる建築系学士修士課程6年間の認定審査は2012 年度に開設され、本学科・専攻は日本で初めてこの制度により学士修士課程6年間の教育プログラムとしてJABEEの認定を受けました。


★ UNESCO-UIA 建築教育憲章
 UNESCO-UIA 建築教育憲章は、国際社会における建築教育と建築家資格の相互承認を目的に、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)とUIA(国際建築家連合)により2002年に採択され「常に全日制で最小限5年」「少人数制対話型設計演習の重視」などが定められています。

★ JABEE 日本技術者認定機構
 JABEEとは、日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education)の略称で、日本の大学などで実施されている技術者教育プログラム が社会の要求水準を満たしているかを審査・認定する機関です。建築分野のJABEE認定システムは、UNESCO-UIA建築教育認定システムに認定され ているため、日本ではJABEEの認定基準に適合することによりUNESCO-UIA建築教育憲章に対応していることが国際的に認めらます。JABEEにおけるUNESCO-UIA建築教育憲章対応プログラムの審査は、2008年度に学士 課程4年間と大学院修士課程2年間のJABEE審査を組み合わせて開始しました。2012年度には学士課程4年間と大学院修士課程2年間を合わせた建築系学士修士課程6年間の認定審査が開設されました。


 5月27日には、JABEE認定証の授与式が行われ、岡崎建築学科長・専攻長に認定証が手渡されました。
 この件に関する詳細は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士2年生 フィールドワークVIで「 関西学院大学総合政策学部管理のモンゴルのゲルの運搬」 を実施しました![2013/05/30更新]

 大学院の建築設計総合演習IIIでは、今年度は、モンゴルのゲルを実物大で製作します。実作に先だってゲルについて詳細に理解するために、関西学院大学総合政策学部で保有されているゲルをお借りし、関学・神戸三田キャンパスから上甲子園キャンパスへ搬送しました。このゲルを組み立てることを通して、その部材の寸法や加工方法、構築方法などを具体的に理解するとともに、その室内で使うストーブなどの家具や、民俗衣装、おもちゃなど、さまざまな資料も一緒にお借りし、モンゴルの遊牧民の暮らしを知るための手掛かりとしていきます。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士2年生 建築設計総合演習 III「課題1:紙管の建築」:5月14日に、建築設計技術演習IIIとの合同講評会を行いました![2013/05/30更新]

 5月14日には、建築設計総合演習IIIと建築設計技術演習IIIの合同講評会を実施しました。はじめに、紙管の小屋の共同制作のプロセスや、紙管の橋を用いた構造実験などについてスライドを用いて発表しました。続いて、玄関ホールに展示された紙管の橋を見学。その後、各自の作品を発表しました。原寸大やそれに近い大きさの詳細模型などを使いながら、各自が選定した用途や敷地に対して、紙管をどのように工夫して用いたかを説明しました。意匠、環境、構造、施工などの多方面から意見・指摘が交わされました。与えられた材料の特性をよく理解し、アイデアを絞って多様な用途や環境に対応させることのおもしろさと難しさ、アイデアを原寸大で実現するのに必要なディテールや仕様を科学的に計画することの重要さを再認識しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

臨床心理学専攻のパンフレットを作成しました[2013/05/29更新]

今年度から専攻独自のパンフレットを作成しました。専攻に関する情報が分かりやすく載っていますので、大学院進学のための情報源としてお使いください。

科研費研究「教師の専門性の再検討と教師教育における「子ども理解のカリキュラム」の構想」、第1年度の資料集が発行されました。[2013/05/28更新]

 このたび、大学院臨床教育学研究科のメンバーを中心とした科研費・基盤研究(B)の第1年度の資料集が発行されました。本研究は、田中孝彦教授を研究代表として、教師・援助者の養成と教育を考えるために、その専門性をあらためて問い直し、教師教育の構想、とりわけ「子ども・当事者理解のカリキュラム」の構想へとつなげるものです。
 @子ども・若者といった教育の当事者への理解、A当事者とともに生き、援助や教育に携わる教師・援助者が抱える困難と課題、Bそれら教師・援助者の養成と教育を担う大学・大学院、こうした3つの視角を土台として研究を続けております。
 研究活動の一環として、学習会等も開催いたしますので、興味・関心のある方は、ぜひお声掛けください。

2014年度の「大学院要覧・学生募集要項」を配布中!資料請求フォームからお取り寄せください。[2013/05/28更新]

2014年度の「大学院要覧・学生募集要項」を配布しています。修士課程については過去問題も過去1年分をお送りします。
 次の資料請求フォームより、ご請求ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「スペースフレームによる原寸大モデルの構築体験」を行いました![2013/05/27更新]

 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の関連FWとして、甲子園会館の南庭で、スペースフレームを使用した原寸大モデルの構築体験を行いました。2班に分かれ、各班ごとに甲子園会館の庭になじむモデルの提案を行いました。まずは模型によるスタディを行い、それに基づき原寸大のモデルを構築していきました。甲子園会館との関係、樹木との関係などを考慮しながら修正や調整を行い、スペースフレームのある風景を作り上げていきました。原寸大のモデルが実際に立ち上がり新しい風景が創出されるという、机上では得難い体験を、全員で共有することができました。この体験を、「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の設計課題に生かしていきます。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」第1週:スペースフレームと木製ブロックによる 原寸大モデルの組み立て体験を実施しました![2013/05/27更新]

 本課題では、組立て解体が容易に可能なスペースフレームと木製ブロックを使用することにより、解体後の部材の再利用の可能性を高めた、地球環境時代における建築空間を提案します。具体的にはまずスペースフレームや木製ブロックを使った原寸大モデルの組立て体験を行い、その体験を踏まえて、甲子園会館東側の駐車場を敷地として、環境に配慮した小規模建築空間を構造や機能も含めて提案します。
 20日は課題説明の後、全員で敷地調査を行いました。道路境界や隣地境界の様子、前面道路の幅員、甲子園会館のタイルのモデュールなどの確認を行いました。21日には太陽工業株式会社の野田範昭先生を講師としてお招きし、スペースフレームの講義をしていただきました。また先生のご指導のもと、実際にスペースフレームを組む体験も行いました。23日はスペースフレームと木製ブロックを使った原寸大モデルの組立て体験を全員の共同作業で行い、材料の特性、空間を構築する時の段取りの大切さ、チームワークの大切さ等を学びました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

建築設計総合演習I 課題1「 闇と光と空間」:講評会を実施しました![2013/05/15更新]

 建築設計総合演習 I の課題1「闇と光と空間」の講評会を行いました。関連授業である建築設計技術演習 Iと合同の講評会です。本課題では、建築に不可欠な「闇と光」を主題とし、甲子園会館東側の林の中に、複数の自然素材を組み合わせた小規模建築空間を設計しました。約1カ月間に渡って取り組んできた成果を、1人1人が図面と模型で発表していきました。その発表に対して、教員2名が講評を行っていきました。闇や光の意味に関する議論をはじめ、形、素材、構造、用途、敷地の捉え方など、大学院の講評会らしく意匠と技術の両面からのハイレベルな議論が展開され、非常に実りの多い会となりました。大変な力作ぞろいでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

大学院臨床心理学専攻の入試説明会を開催しました[2013/05/15更新]

H25年5月14日(火)5限に心理・社会福祉学科の大学生、人間関係学科の短大生対象に、大学院臨床心理学専攻の入試説明会が実施されました。
大学1年生:2名、大学2年生:2名、大学3年生9名、大学4年生10名、科目等履修生:2名の計25名が参加しました。
はじめに、臨床心理学専攻の専攻長佐方教授から大学院入試について説明がありました。その後、相談室を含む総合心理科学館の見学を行いました。既に授業で総合心理科学館を使っている学生は多くいましたが、相談室ゾーンは普段の授業では立ち入ることがないので、カウンセリングルームやプレイルームなど熱心に見学していました。
施設見学のあとは、心理・社会福祉学科の卒業生で、臨床心理学専攻1年に在学中のTA杉原和果奈さんから、大学院入試でどのような勉強をしたか、現在の大学院生活について話してもらいました。また、心理・社会福祉学科の教務助手の北垣助手も本専攻の修了生として、在学中の大学院生活や修了後の就職先、臨床心理士資格について話がありました。説明会修了後も、大学2年生の学生から6月に大学院の推薦入試を控える大学4年生の学生まで多くの質問があり、杉原さんと北垣助手が質問に答えました。
第2回の大学院入試説明会は10月に実施予定です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

健康・スポーツ科学研究科健康・スポーツ科学専攻の望月寿幸さん(修士課程2年)の演題が「第80回 大阪透析研究会」で、優秀論文に選定されました。[2013/05/07更新]

健康・スポーツ科学研究科健康・スポーツ科学専攻修士課程2年の望月寿幸さん=写真=を筆頭発表者とするグループの演題が、3月17日に大阪国際会議場で開催された「第80回 大阪透析研究会(※)」で優秀論文に選定されました。

 望月さんのグループが発表した演題は「維持血液透析患者における姿勢変換時の心血行動態に関する検討」。歩行可能で維持血液透析(HD)歴1年以上の患者2人を対象とし、維持血液透析終了直後の姿勢変換時の心血行動態を連続的に測定。その経時的変動の特徴を調査し、維持血液透析終了後に離床する際は、椅子座位での血圧確認の必要性が示唆されるという結論を導き出しました。

 望月さんをはじめとする共同発表者には、9月に開催される「第81回 大阪透析研究会」で表彰状などが授与されます。

 ※大阪透析研究会は、透析医療の向上を図ることを目的として設立。透析医療に関わる医師、看護師、臨床工学技士などが一斉に集い、研究内容や情報の交換を行っています。ここ2〜3年における大阪透析研究会の参加者は1900〜2000人、演題数は約100にのぼります。研究会は年に2回、3月と9月に開催されます。

◆本学大学院 健康・スポーツ科学研究科のホームページはこちら
★本学大学院の紹介はこちら

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