武庫川女子大学
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受験生ニュース・最新情報

武庫川女子大学を受験される方への情報をお伝えします。
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大学 日本語日本文学科、短期大学部 日本語文化学科の学生が、アジア・アフリカ・中南米の外交官らと交流しました。[2016/12/27更新]

 大学 日本語日本文学科の1・2・3年生と短期大学部 日本語文化学科の1年生42人が12月23日、今年9月から日本語の研修のため来日しているアジア・アフリカ・中南米各国の若手外交官20人と日本語による多文化交流会を行いました=写真左=。

 学生と外交官らは5〜6人のグループに分かれ、それぞれ日本語で自己紹介=写真右=。最初はお互いに緊張していましたが、「伝言ゲーム」など日本語のコミュニケーションゲームをすることで会場は笑いに包まれ、和やかな雰囲気になりました。外交官らは9月から国際交流基金関西国際センターで日本語の研修を受けていますが、来日3か月とは思えないほど表情豊かに、様々な話題について日本語で学生の質問に答えていました。

 上田和子教授は「3年のゼミ生たちは、この日のためにリハーサルをするなど準備に余念がありませんでした。多様な文化や言語背景の外交官らゲストを迎えて、初めて気付かされたことも多かったようです。1・2年生にとっては初めての経験でしたが、積極的に参加していました。日本語教育学を学ぶ学生にとっても、日本語を学んでいる外国人の方々にとっても、心に残るひと時になったようです」と話しました。



 大学 日本語日本文学科と短期大学部 日本語文化学科では、様々な科目を通じてコミュニケーション能力を高めるための実践的な活動を行っています。
 今回の交流会に参加したのは、「演習T」(大学3年生ゼミ、上田和子教授担当)、「日本語教材研究T」(大学2年生の授業、野畑准教授担当)、「異文化間コミュニケーション」(大学1年生の授業、上田和子教授担当)、「日本語のしくみ」(短期大学部1年生の授業、野畑准教授担当)の受講学生有志です。

情報メディア学科の学生が、授業で地元の酒造会社 白鷹の企業CMを制作しました。[2016/12/27更新]

 情報メディア学科の授業「広告メディア演習」を受講している2年生が、地元の酒造会社 白鷹株式会社の企業CMを制作しました。12月22日午後、学生たちは白鷹の澤田 朗 社長や竹澤 寛 管理部長、兵庫県中小企業団体中央会の香川浩子さんを前に、完成したCMを披露し、うち2作品が白鷹賞に選ばれました。

 白鷹賞に選ばれたのは、濱田 彩さん・沖津早紀さん・河合美沙季さん=写真左の左から順=の作品「『紅葉』編」と、大沢ひかりさん・田中菜月さん・鍋野絢海さん=写真右の左から順=の作品「極上白鷹で生まれ変わる!」です。制作した学生には、白鷹の澤田社長から賞状と記念品が授与されました。

 河合さんらは「他の班はどこも、中間発表の時よりもブラッシュアップしていたので、まさか自分たちの班が選ばれるとは思いませんでした。お酒を注ぐシーン、お酒の瓶やグラスを置く位置、照明の当て方など、とにかくきれいな映像を撮ることにこだわりました」「平日だけでなく土日も使って作業しました。西宮神社に3〜4回通い、そのたびに映像を撮り直すこともしました」と話しました。

 今回、完成したCMは全部で11作品。学生たちは3〜4人のグループに分かれ、約2か月をかけて作品を完成させました。すべての作品を見た白鷹の澤田社長と竹澤部長は「皆さんの感性に驚きました。皆さんにとってはあまり身近な存在ではない日本酒を、いろいろな切り口で表現してくださったことがうれしかったです。自分の感性を変えなければいけないな、と思いました」と講評しました。



 「広告メディア演習」は、マーケティングにおける広告の果たす役割や広告制作の現場状況を理解した上で、実在するクライアントから発注されたCMを制作するという実践的な授業です。

「みんなであそぼう」。教育学科 小尾ゼミ生が西宮市立鳴尾図書館でワークショップを開催しました。[2016/12/20更新]

  文学部教育学科 小尾麻希子ゼミの学生が12月17日午後、西宮市立鳴尾図書館(西宮市甲子園八番町1-20)を訪れ、手作りパネルシアターの上演や造形遊びなどのワークショップを開催。幼児や小学校1・2年生とその保護者ら約30人が参加しました。ワークショップは年に2回開催されており、冬のワークショップは4回目になります。
 このワークショップは、「教育演習」という授業の一環で、学生の保育構想力・保育実践力を高めるためのフィールドワークとして位置づけられているとともに、地域連携の一つとして、地域に住む子どもたちの遊びや学びの場づくりを図書館と連携して行うことを目的としています。

 今回は、ゼミの4年生が中心となり、「うさぎ野原のクリスマス」という歌を基にした、オリジナルのパネルシアターを上演=写真左=。物語の構想を練るところからスタートし、一から話を考えました。造形遊びでは、パネルシアターで上演した物語から子どもたちが思い思いにイメージを広げて、世界に一つしかない自分だけのクリスマスリースを作成。学生たちは、子どもたち一人ひとりに話しかけたり、アドバイスをしたりしながら、一緒にリースづくりを楽しみました=写真中・右=。

 青木桃子さん(教育学科4年生)は、「地域の子どもたちと交流できるので、とても楽しいです。授業で学んだことを大学の中にとどめておくのではなく、実践に生かすことができる、貴重な場になっています」と話しています。
 
 小尾麻希子ゼミでは、子どもの想像と創造をかき立てる物語の選択について学んでいます。そうした物語を活用し、子どもたちの豊かな造形的表現が引き出される保育の構築について学びを深めています。

「能勢でおいしい味噌つくろうや!」。情報メディア学科・大森ゼミ生の企画がモニターツアーとして実現しました。[2016/12/08更新]

   情報メディア学科・大森いさみ准教授ゼミの3年生、江口梨津子さん、井上裕美子さん、小島里香子さん=写真左の左から順=が12月4日、モニターツアー「能勢でおいしい味噌つくろうや!〜手作り堪能日帰りバスツアー〜」を開催。ゼミ生の家族や友人・知人、卒業生ら計41人がツアーに参加し、大阪府豊能郡能勢町で味噌づくりやまんじゅうづくりを体験しました。

 このモニターツアーは、「大学生観光まちづくりコンテスト2016」で準優勝となる大阪観光局長賞を受賞した江口さんら3人の企画を実際のツアーにしようと、大阪観光局と能勢銀寄委員会の協力を得て実現しました。

 最初に、味噌づくりで使用する大豆が大鍋で煮られている様子を見学。大豆が煮上がるまでの間、ご飯を炊くための薪割りを体験しました。ほとんどの参加者が初体験となる薪割りでは「力だけでは割れないですね。思い切りも大事」と話す人もいました。
 続いて「銀寄味噌」づくり体験=写真中=。能勢銀寄委員会の委員長である谷充郎さんの畑で取れた大豆と能勢のお米で作った麹、こだわりの天然塩を使います。同委員会の麹研究会で活動する、味噌作りの経験は約40年という谷口恵子さんが、丁寧に作り方を伝授しました。

 羽釜で炊いた新米や、能勢町で採れた野菜をふんだんに使用して作った豚汁などで舌鼓を打つ昼食を挟み、第2部では「てっぺんまんじゅう」づくりを体験しました。白砂糖を一切使わず、能勢産の食材の甘味と甘麹の優しい甘さが特長のまんじゅうです。

 参加者からは「大阪府下とは思えないほど、緑豊かな場所ですね」「本当にいい所ですね」「今日は参加できなかった友人と、また一緒に来ます」とツアーを満喫した感想が聞かれました。

 モニターツアーを終えて、江口さんらは「想像していた以上に大変でしたが、あっという間に終わった気がします。全体が見えていないといけないのに、なかなか目配り・気配りができなかったことが反省点です」「打ち合わせをしていても、当日何が起こるかわかりませんね。焦ってしまうこともありました。でも、思っていたよりも参加者の方々の反応がよくてホッとしました」「ツアーを運営するのは簡単ではないな、と実感しました。『やったら終わり』というのではなく、きちんとアンケートの洗い出しをして次につなげたいです」と感想を話しました。

 大森准教授は「学外の人とのコラボレーション企画で、他者を巻き込んで参加費もいただき、何かを遂行するという経験は、学生たちにとって貴重な経験になったと思います。段取りの重要さも身に染みて感じたでしょうし、自分が楽しむのと仕事として人を楽しませるのとは別次元の話なのだということにも、少し気づいてくれていればうれしいです。彼女たちの社会人への有意義なステップになればいいと思っています」と話しています。

能勢 銀寄委員会のホームページはこちら

サッカーU-20日本女子代表 FIFA U-20女子ワールドカップ パプアニューギニア2016に出場した、セレッソ大阪堺レディースの松原志歩選手(武庫川女子大学短期大学部 健康・スポーツ学科1年)が帰国。日本代表は銅メダルを獲得しました。[2016/12/07更新]

 サッカーのU-20日本女子代表 FIFA U-20女子ワールドカップ パプアニューギニア2016(11月13日〜12月3日)のメンバーに選出され、同大会に出場した、セレッソ大阪堺レディースの松原志歩選手(写真、武庫川女子大学短期大学部 健康・スポーツ学科1年)が帰国。日本代表は銅メダルを獲得し、フェアプレー賞も受賞しました。

 松原選手は小学校3年生の終わり頃、お兄さんの影響でサッカーを始めました。中学校1年生になる年にセレッソ大阪堺レディースが発足し、1期生として入団。U-17日本女子代表に選出された際には優勝を経験しています。

 今大会で日本代表は準決勝でフランスに惜敗しましたが、3位決定戦でアメリカに勝利し、銅メダルを獲得しました。松原選手は、先発出場はかないませんでしたが、準々決勝のブラジル戦では、2得点の活躍で、チームを勝利に導きました。
 
 松原さんは「選手全員が優勝を目指していたので、今回は悔しい結果となりました。特に延長で2点を取られて敗れたフランス戦は、途中までいい試合運びをしていたので、悔しい思いをしました。U-17の時にはあまり感じなかったフィジカル面の差を、今大会ではとても大きく感じました。テクニックでは日本の方が上でしたが、フィジカル面では海外選手の方が上。最後のシュートまで持っていく気持ちの強さも相手の方が上だったように思います。U-20の上はなでしこジャパンなので、将来的にはメンバーに選ばれるよう、これからも一つひとつのプレーの精度を上げ、メンタル面はもちろんフィジカル面の強化も図っていきたいです」と話しました。

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