武庫川女子大学
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受験生ニュース・最新情報

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情報メディア学科 大森ゼミ生が、近畿圏実践型課題解決プロジェクト「Ai-SPEC」の最終発表会で優勝しました。[2016/11/30更新]

 情報メディア学科 大森ゼミ3年生の岡 奈々枝さん、須賀菜月さん、西田奈七子さん、原田胡桃さん=写真左の左から順=が11月23日、経済産業省 近畿経済産業局主催の「近畿圏実践型課題解決プロジェクト『Ai-SPEC』」の最終発表会で優勝しました=写真中=。

 西田さんら4人は、子ども用下着メーカーのガロー株式会社とタッグを組み、6月のオリエンテーション、8月の中間発表会を経て、10月の大阪地区大会を勝ち抜き、最終発表会に臨みました。
 (大阪地区大会までの様子はこちら→「情報メディア学科 大森ゼミ生が、近畿圏実践型課題解決プロジェクト『Ai-SPEC』の最終発表会出場の権利を獲得しました」)
 
 大阪地区大会の後、調査した結果を基に4人は自分たちで下着を手作りし、ガロー株式会社に持ち込みました。4人が作ったものから、ガロー株式会社が試作品を作成。より低価格で提供できるように、機能は「縫い目が下着の外側にあること」「綿100%の素材で、伸縮性があること」「ロンパース型であること」の3つに絞りました。

 最終発表会のプレゼンテーション時間は10分で、審査基準は、論理性(20点)、情報収集力・情報活用力(10点)、具体性(20点)、実現可能性(10点)、独創性(30点)、プレゼンテーション力(10点)の6つ。西田さんらは、学術的な手法で社会調査を行ったこと、しっかりと分析ができていること、着実なフィールド調査ができていたことが評価されました。

 4人は「調査に協力してくださった小学生の保護者の方や、養護学校や保育園の先生方に本当に感謝しています。また、本学 看護学部の藤田優一先生にも有意義なアドバイスをいただき、調査の際、大変参考になりました。これから商品化に向けてプロジェクトが続きますが、よいものが完成するようがんばりたいです」と話しました。



 「近畿圏実践型課題解決プロジェクト『Ai-SPEC』」とは : 中小企業の経営課題について、学生チームが企業を訪問し、課題の詳細ヒアリングを行った後、企業と共に課題解決に向けて取り組み、発表会を通じて広く発信することを目的としたプロジェクトです。

アメリカの協定校・ホイットワース大学で開催された「第9回国際教育多様性フォーラム」でワークショップを提供。教育学科の学生が活躍しました。[2016/11/21更新]

 アメリカの協定校・ホイットワース大学で「第9回国際教育多様性フォーラム」が11月17日夕(現地時間)に開催され、本学からは2つのワークショップを提供しました。テーマは「人のつながり〜複数に折り重なる物語からの学び〜」。

 ワークショップのひとつは、教育学科崎山ゆかり准教授の「日本的視点を通したからだコミュニケーション」。参加者全員で手遊び「ちゃつぼ」、「なべなべそこぬけ」などを行い、教育学科の学生が手本を見せました=写真左=。

 もうひとつは「紙芝居のアート」。学生らが英語で、「さるかに合戦」「かぐや姫」などの紙芝居を延べ8作品実演しました=写真右=。紙芝居は、ひとつの話を8枚で構成し、学生らが手作りしました。

アメリカ分校で、学生たちは地域との交流を深めています。この日、今秋初めてみぞれが降りました。[2016/11/17更新]

 アメリカ分校では、11月16日(現地時間)早朝、今秋、初めてみぞれが降りました。
同日午前、教育学科のリーディングのクラスが近隣にある幼稚園を訪問し、絵本の読み聞かせを行いました。
 その他、折り紙や粘土、パズルをして子どもたちと触れ合いました=写真左=。

 午後には、英語文化学科の延長プログラムの学生が、隣接するスポケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ(SFCC)を訪問し、イベント「Global Cafe」に参加しました=写真中=。
 英語文化学科の学生は、同大で日本語の授業を受けている学生と、来週行われる「Thanksgiving Day」をテーマに、ランチをしながら交流を深めました。

 SFCCでは日本語の授業のティーチングアシスタントとして、本学の英語文化学科卒業生・中村早希さんが活躍しています。
 同日の「Global Cafe」でも、学生の出欠状況や、交流相手がいるかなど、イベントの全体のマネジメントに取り組んでいました=写真右=。

 アメリカ分校では、積極的に地域との交流を深めています。

生活環境学科の学生3人が、繊維製品品質管理士試験に合格しました。[2016/11/16更新]

 平成28年度の繊維製品品質管理士(通称:TES=Textiles Evaluation Specialist)の試験に、久保瞳美さん(生活環境学科4年)=写真 中=、川崎茉裕子さん(同3年)=写真 左=、長谷川采美さん(同3年)=写真 右=の3人が合格し、11月1日に有資格者として登録されました。合格率20%程度と、現職者でも難しいとされる資格試験に挑戦し、みごとに難関を突破しました。

 繊維製品品質管理士(TES)は、アパレル・繊維業界の企業活動の合理化・消費者利益の保護・企業と消費者の信頼関係の改善を図ることを目的として、商品企画・商品仕入・品質の設定や判定を行うといった任務を遂行できる素養を身につけた人に与えられる資格です。社会的に大きな信頼が得られ、業界でも高い評価を得ている資格です。
 今年度は7月17日に全国6会場で試験が行われ、受験者2731人のうち493人が合格しました。(合格率:18.1%)

 合格した3人は「大学の学びだけでなく、現場理解が必要な部分の学習が大変でした」「洋服に関わる、生産工程から販売後までの全てを学びたいと思い、TESの勉強を始めました」「2年間かけて5科目の試験に合格するよう、計画的に勉強しました」と学習方法や受験したきっかけを語ってくれました。3人ともに学科の事前講習を受けたり、個別に先生から論文の添削を受けたりして試験に臨みました。
 また、久保さんは企業の研究所に就職が決まっており「資格取得の勉強で学んだ知識も含めて、仕事に生かすことができます」と話しました。

学校教育センターが、平成28年度 研究会「これからの教員研修について」を実施しました。[2016/11/16更新]

 11月12日、学校教育センターが学校教育館 SE-210教室で、学内教職員を対象に、平成28年度 学校教育センター研究会を実施しました。
 大学教育改革という潮流の中で、平成27年12月「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」の中教審答申が出されました。全学的な教員養成組織体制の在り方、そして、「学び続ける教師」を支援する研修体制の在り方などを検討しなければなりません。これは学校教育センターの主要業務でもあります。教員養成および教員研修のうち、今年度は後者の教員研修について、第一人者である大阪教育大学の木原教授をお招きして、今日的課題などについてお話しいただき、協議しました。

 当日は、約40名の教職員が集まり、講演内容に熱心に耳を傾け、意見交換を活発に行いました。
 講演では「これからの教員研修について」というテーマで、学び続ける教師のためにどのような研修が必要か、30年間にわたり、年間100以上の授業を見聞きし様々な研修にも関与されてきた経験から、具体的な内容が話されました。校内研修に重点を置きつつ、その意義や可能性を示し、研修のタイプ、地域による違い、ポートフォリオ(実践記録)や教職のアイデンティティを再認識する学び舎の必要性などを伺うことができました。
 その後の質疑応答では、研修の方法、学力テストについて、FD、大学ができる卒業生のフォローなど、様々な視点から質問や意見が寄せられ有意義なものとなりました。

学校教育センター長 田中毎実

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