武庫川女子大学
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受験生ニュース・最新情報

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兵庫県産のいちじくを使ったゼリーを学校給食に。食物栄養学科の松浦寿喜教授がアドバイザーになり、県内初提供が実現しました。[2016/09/29更新]

 西日本3位の生産量を誇る兵庫県産いちじくを、より幅広い世代に食べてもらい、消費を拡大するため、兵庫県いちじく研究会が県学校給食・食育支援センターや産地の市町と共同開発した、学校給食いちじくゼリー(写真右、約15000個)の提供が始まりました。この取り組みに、食物栄養学科の松浦寿喜教授=写真左=がアドバイザーとして協力。9月21日から、小野市、相生市、太子町の幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校の学校給食で提供されています。

 兵庫県はいちじくの生産が盛んであるにもかかわらず、購買層の中心は50代以上の女性。「より幅広い世代に食べてもらうことで消費の拡大を図りたい」という兵庫県いちじく研究会の思いが開発のきっかけで、兵庫県の「『農』イノベーションひょうご推進協議会」の委員を務めている松浦教授に声がかかりました。収穫後は追熟しないいちじくは、完熟での収穫が最もおいしいとされます。しかし完熟果実は保存性が悪く、生果での提供が難しいことが課題でした。
 松浦教授は、本学 食物栄養学科の2〜3年生を中心に約180人にアンケートを実施し、いちじくに対する印象や製品にするならどんなものがよいかなど、学生の意見を集め、研究会に提供。学生たちへのアンケート結果が基になり、「ゼリー」で提供するという案が生まれました。

 松浦教授は「あるクラスで学生にアンケートを取ったところ、いちじくは知っているが食べたことがないという学生と、どんな姿なのかもまったく知らないという学生を合わせると半数近くいて、かなり驚きました。今後、機能性の表示を加えられるようになり、いちじくの効能が理解されるようになれば、若い世代の消費がもっと増えるのではないかと思っています。今回のゼリーは、いちじくの存在を知ってもらうきっかけになると期待しています」と話しています。


 現在、松浦教授は「『農』イノベーションひょうご研究開発プロジェクト支援事業」に携わっています。実用化研究枠で採択された「バジルを利用した新規機能性表示食品届け出に向けた臨床試験および安全性試験の実施」というプロジェクトに取り組み、今年で3年目。本学の学生の協力を得て試験等を重ねています。

≪「農」イノベーションひょうご研究開発プロジェクト支援事業とは≫
 兵庫県では、農林水産業を成長産業として育成するため、農林漁業者と食品関連企業はもとより、従来つながりの薄かった多様な分野の事業者や大学等の研究機関と連携を進め、創造的な新商品・新サービスの開発を支援しています。その一環として実施している、産学官連携による、比較的初期段階の研究開発プロジェクト支援事業です。

今年度最後のオープンキャンパスが開催されました。[2016/09/25更新]

 武庫川女子大学と同短期大学部の今年度最後のオープンキャンパスが9月25日、中央キャンパスなどで行われました=写真=。
 
 オープンキャンパスでは以下のようなプログラムが行われました。

【武庫女の学び】
〔学科企画プログラム〕
 各学科の教員・学生が、受験生・保護者の皆さんに学科の特徴や学べる内容などを分かりやすく説明します。各学科の教員による体験授業や施設見学も実施、一足早く大学の雰囲気を感じてください。

【武庫女を知ろう!】
〔保護者対象説明会〕親子参加OK!  武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部の入試から就職実績まで、最新情報をすべて公開します。
〔キャンパスツアー〕
 キャンパスにはどのような施設があるのかなど、大学時代を過ごすことになる環境をチェックします。
〔Q&Aコーナー〕
 一人ひとりの疑問、知りたいことを教職員、学生にお話しください。質問も大歓迎! この機会にぜひご相談ください。

【武庫女の入試は?】
〔「武庫女入試」ガイド〕
入試センター職員が、公募制推薦入試制度を分かりやすく解説します。

【入試を突破したい!】
武庫川女子大学・短期大学部「入試対策講座」
 人気予備校の講師が本学入試の過去問題を分析し、出題傾向や入試対策を解説。
 9月25日は、「国語」「英語」の対策講座。 

情報メディア学科の学生が授業で酒造メーカー・白鷹のCM制作に取り組んでいます。[2016/09/23更新]

 情報メディア学科の広告の企画書作成および広告作品(動画)を制作する授業「広告メディア演習」で、2年生約80人が地元・西宮市の酒造メーカー・白鷹のCM制作に取り組んでいます。

 この授業は、同学科の赤岡仁之教授、井上重信講師、肥後有紀子講師、荒川美世子非常勤講師が担当。企業のマーケティング戦略における広告の位置づけや広告制作の現場状況を理解した上で、実在するクライアントから発注されたCMを制作するという内容です。

 9月22日午後、白鷹の澤田 朗さん(写真、代表取締役社長)が授業に参加。会社の歴史をはじめ、地域と日本酒の関係や日本酒を取り巻く現状などを説明し、学生にCM制作にあたっての課題を出しました。
 澤田さんは「今日の話をどう受け止めてくれたか、どう感じたか。学生ならではの感性を生かして、どんな作品ができあがってくるか、非常に楽しみです」と話しました。

 学生は今後4〜5人のグループに分かれ、与えられたテーマに対して企画書、絵コンテの作成をし、映像撮影および編集に取り組みます。中間プレゼンテーションなどを経て、12月末に作品が完成する予定。優秀作品は白鷹で実際のPRに活用することも検討されています。
 赤岡教授は「ただ自分の好きな作品を作るのではなく、クライアントの要望をきちんと聞き、理解することが大切。クライアントの歴史や現状を踏まえて作品を作るという貴重な体験ができる授業です。どんな作品が完成するか楽しみです」と話していました。

健康・スポーツ科学科の秦 澄美鈴さんが、全日本インカレの走高跳で2位になりました。[2016/09/23更新]

 第85回日本学生陸上競技対校選手権大会が9月2〜4日、埼玉県・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催され、秦 澄美鈴さん(写真、健康・スポーツ科学科2年生)が出場しました。
 秦さんは、1m81cmの跳躍を2回目で成功させ、2位入賞を果たしました。

 秦さんが陸上を始めたのは高校生になってから。「走ることが好きだから」という理由で陸上部に入部し、100m走と200m走に多く出場していました。現在の走高跳に出場するようになったのは高校2年生の後半になってからにもかかわらず、高校3年時5月のインターハイ大阪予選で1m72cmを記録。大学入学後の昨年は、1つの試合の中で跳ぶたびに自己記録を更新し、1年で10cmも記録を伸ばした実力の持ち主です。

 秦さんは、「今年は日本一になることができなかったので、来年は日本一になること、そして4年後の東京オリンピックに出場することが今の目標です」と笑顔で話しました。

 武庫川女子大学 陸上競技部、注目選手の一人、秦さんの今後の活躍が期待されます。

親子体験教室「朝小サマースクール in 武庫川女子大学」が中央キャンパスで開催されました。学生が主体になって運営し、小学生の親子が楽しい一日を過ごしました。[2016/08/06更新]

 小学生と保護者を対象とした夏休みの親子体験教室「朝小サマースクール in 武庫川女子大学」(主催:朝日小学生新聞、朝日新聞社、共催:武庫川女子大学、協力:学生広報スタッフLa chouette*、附属中学・高校)が8月6日、中央キャンパスで開かれました。今年で5回目を迎え、算数や英語、工作などの計24のワークショップに多くの親子が参加し、楽しい一日を過ごしました=写真左=。

学生が中心になって企画・運営
 サマースクールでは、協賛企業8社のほか、本学も大学3学部、附属中学・高校、ブラウン・ライス・ボランティアが計10のワークショップを開きました。
 学生広報スタッフは企画段階からイベントの運営に携わり、この日は約40人の学生がそろいのピンクのシャツを着て、受付、案内、誘導などの運営スタッフとして活動。学生広報スタッフの卒業生、約10人も応援に駆け付けました。

小学生が様々なワークショップに参加
 公江記念講堂地下の食堂「アゼリア」で開かれた、ブラウン・ライスに関する「食べるってすばらしい!」では、ボランティア団体「ブラ★ボラ」の学生が展示・クイズコーナーを運営しました。

 教育学科奥村ゼミの「わくわくえいごランド」、同学科大畑ゼミの「キラッ☆シャボン玉で宇宙をつくろう!」、同学科吉井ゼミの「たのしく作ろう ハッピーイースターエッグ!」=写真中=、薬学部の「めざせ!おくすりマスター☆」、看護学部の「キミは、心ぞうの音を聞いたことはあるか?」のワークショップでも、参加者は目を輝かせて、課題に取り組んでいました。

 附属中・高校も奥先生の「ん!?タングラムパズルに挑戦」、萩生田先生の「自分の名前を古代エジプト文字で書いてみよう!」、正法院先生の「算数でマジック!?」のワークショップを開催しました。

 学生広報スタッフLa chouette*の「みんなでぺたぺた!貼ってビックリ!モザイクアート☆」の作品は、完成後、総合受付横に展示=写真右=。子どもたちは、モザイクアートの前で思い思いに記念撮影をしました。

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