武庫川女子大学
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大学院ニュース

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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日本語日本文学専攻修士課程1年生の研究発表会を開催しました。[2014/12/13更新]

日本語日本文学専攻では、12月13日(土)に修士課程1年生の研究発表会を開催しました。
1年生7名が、日頃の研究の成果を発表。教員や学生からは活発に質問やコメントが出されました。
学生は修士論文完成を目指して、今後も研究に励みます。

臨床教育学研究科20周年記念行事が終了しました。[2014/12/09更新]

本研究科開設20周年を記念するシンポジウムとパーティを11月29日(土)に開催いたしました。午後1時半からのシンポジウムでは、糸魚川直祐学長の挨拶をいただいたのち、元研究科教授(現滋賀県立大学教授)福井雅英先生より「実践しつつ学ぶ臨床教育学の醍醐味-私の体験から-」、研究科教授の田中孝彦先生より「臨床教育学と社会人大学院の今日的課題」と題した講演を行いました。その後のシンポジウムでは、修了生3名にも登壇いただき、本研究科で学んだことの振り返りとディスカッションいたしました。
また、18:00からはノボテル甲子園にて、旧教職員や修了生も含めた記念パーティを催しましたが、多くの修了生や旧教職員に集まって頂き、懐かしい同窓会のような場となりました。ここでは修了生9名への依頼論文を含めた20周年記念論文集の配布、研究科の20年についてのスライド、旧教員や修了生のスピーチなど、20年を振り返る様々なイベントを用意し、楽しいひと時を過ごしました。
 本研究科は社会人を主とする夜間大学院(博士後期課程は昼夜開講)であるため、多くの大学院生は仕事が終わった後に大学院へ通っています。就業後に夜9時まで学び、修士論文や博士論文を執筆することになり、時間的にも体力的にも大変厳しいものがあります。しかし、だからこそ得ることができた仲間や研究の達成感は忘れ難いものです。本研究科は、一人でも多くの大学院生の学びを支える場としてさらに努力を重ねつつ、30周年に向かっていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。

大学院臨床心理学専攻の入試説明会が開催されました[2014/11/29更新]

H26年11月28日(金)5限に心理・社会福祉学科の大学生、人間関係学科/心理・人間関係学科の短大生対象に、大学院臨床心理学専攻の入試説明会が開催されました。
大学3年生6名、大学1年生3名、計9名の学生が参加しました。
はじめに、臨床心理学専攻の佐方専攻長から大学院入試について説明がありました。その後、心理・社会福祉学科の卒業生で、臨床心理学専攻1年に在学中のTA安井美貴さん、本専攻の修了生である心理・社会福祉学科の北垣教務助手からお話がありました。
安井さんからは、主に大学院生活についてお話しいただきました。現役院生の生の声とあって、皆さん熱心にお話しをきかれ、多くの質問もありました。その中で、安井さんが「毎日臨床と研究で忙しい日々を送っているが、日々臨床心理の世界の奥深さに引き込まれている」と目を輝かせながらお話ししているのが印象的でした。北垣教務助手からは、主に修了後についての話があり、「臨床心理士は非常にやり甲斐のある職業。ぜひ目指されてはどうか」というお話がありました。
今回は5月開催に引き続き、今年度2回目の開催であったため、参加人数は少なかったですが、内容の濃い会になったのではないかと思います。

日本語日本文学専攻 修士課程1年生の研究発表会を開催します[2014/11/26更新]

平成26年度修士課程1年生による研究発表会を開催します。研究に励んでいる日頃の成果の発表です。ご期待ください。

日時:12月13日(土)14時〜18時
会場:C-803教室

トルコ海外実習 16, 17日目「国立考古学博物館、バフチェシヒル大学学長との会食、スケッチ展、帰国」[2014/10/28更新]

 24日の午前中にイスタンブールの国立考古学博物館および装飾タイル博物館を見学しました。その後、バフチェシヒル大学のレストランでシェナイ学長、エリフ副学長、セマ学部長と昼食をとりました。シェナイ学長からは「今回の2週間の経験だけで満足しないでください。この後も、トルコの教員や友人と連絡を取りあい、大学を卒業して働き始めてからも今回の出会いを大切してください。」と言葉をいただきました。  夕方にはICSA in Istanbul 2014の締めくくりであるスケッチ展を実施しました。シェナイ学長をはじめ多数の教員や学生にしていただきました。スケッチ展では、まず教員が英語で本学科・専攻の教育およびICSAプログラムの概要説明した後、学生が今回の実習内容の紹介と感想を英語で発表しました。発表の後は参加者が自由に展示を見て回りながら歓談。様々な方からご意見をいただきました。
 トルコでお世話になった教員や学生たちとしばし名残を惜しんだ後、イスタンブール・アタチュルク国際空港に向かいました。途中、大型ショッピングセンターで開催中の科学技術に関連する展示会(バフチェシヒル大学とドイツの企業が共同主催)を見学。その後、帰国の途につきました。
 約11時間のフライトを経て、25日の夕刻に皆元気に関西国際空港に到着。17日間を通して天気にも恵まれとても充実した海外実習を終えました。
 詳しいよ巣は、建築い学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 15日目「スケッチ展の準備、コーラ修道院見学、ボスポラスツアー」[2014/10/25更新]

 本日は昼までバフチェシヒル大学の製図室で、スケッチ展の準備をしました。昼食後、コーラ修道院を訪れ、見事なモザイク画やフレスコ画を見学しました。その後ボスポラスツアーに参加。緑豊かな丘陵と海岸沿いの伝統的な木造住宅や宮殿、丘の斜面の住宅群などが織りなす、イスタンブールならではの風景を堪能しました。再びバフチェシヒル大学に戻り、国際交流の担当者と面会し、バフチェシヒル大学の海外キャンパス、ベルリンとワシントンD.C.の系列大学について説明をいただきました。本実習もいよいよ残り1日となりました。明日は本実習の集大成、スケッチ展が開催されます。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 14日目「ユスキュダルにおける保存修復実習 」[2014/10/25更新]

 本日はユスキュダルで保存修復実習を実施しました。ユスキュダルはアジア側に位置し、古い建物が多く残っていることで有名な区です。ユスキュダル区役所のご協力を得て、KUDEBユスキュダルが手がけた保存修復事例として、約100年前の木造モスク、18世紀に作られたモスク、ドルマバフチェ宮殿と同じ設計者によって建てられた邸宅などを見学しました。今回のユスキュダルにおける見学とKUDEBイスタンブールの工房見学(10/14実施)、ユルドゥズ宮殿およびドルマバフチェ宮殿の保存修復工房の見学(10/14,15実施)を通して、住宅、モスク、宮殿にわたる広範囲な、そして組織的な保存修復のとりくみを実地に学ぶことができました。  また、保存修復事例の見学に先立ち、ユスキュダル区長にも面会し、ユスキュダルのシンボルでもあるクズ・クレシ(乙女の塔)をデザインしたネックレスをいただきました。
 ユスキュダル区内にある、現代の建築家が設計した新しいモスクも見学しました。そのデザインについて賛否両論あるそうです。現在の建築家が今後のモスク建築のあり方を模索している実情を垣間みることができました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 13日目「イスタンブール:エユップ、エミノニュ、ガラタ」見学 」[2014/10/23更新]

 イスタンブールのエユップ、エミノニュ、ガラタを見学しました。まずベシクタシュの桟橋 からユスキュダルを経由してエユップへ船で向かいます。ユスキュダルで乗り継ぐ船を待つ間、建築家シナンが手がけたミフリマ・スルタン・ジャーミィを見学およびその附属病院を見学。エユップに到着後、イスラム教徒の聖地であるエユップ・スルタン・ジャーミィを見学しました。その後ロープウェイで移動し、金角湾の絶景で有名なピエール・ロティを訪れ、カフェから見えるイスタンブールの街をスケッチしました。エミノニュでは、イズニックタイルが美しいリュステム・パシャ・ジャーミィ、エジプシャン・バザール、ガラタ橋のたもとにあるイェニ・ジャーミィを見学。イェニ・ジャーミィではICSA in Japan 2014に参加したベイザさんが10/13につづきが同行してくれました。イェニ・ジャーミィからガラタ塔へ向かう途上、ロンドンに続き世界で2番目に古く、世界で最も短い地下鉄テュネルに乗りました。ガラタ塔をスケッチしたのち塔に登り、夕方から夜へと移り行くイスタンブールの美しい景色を堪能しました。最後にイスタンブールの繁華街の一つであるイスティクラル通りを見学しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 12日目「イズニックタイルの制作体験、ソロズの歴史的木造住宅建築 見学 」[2014/10/22更新]

 本日はイズニックタイルのアトリエ見学およびタイルの絵付け実習を行いました。オスマン帝国衰退に合わせてと途絶えていたイズニックタイルの技術を1985年頃に復活させようとする運動が起きました。その復活運動の先陣を切ったのが本日お世話になったiZNiK CiNi Esref & Seyhan EROGLUアトリエ。現在は3姉妹が主催しており、姉妹の両親がこのアトリエを創設し、イズニックタイルの復活に大きな貢献をしたとのことです。現在も伝統の手法を守ってタイルを制作しています。まず1階のアトリエで、土作りから本焼きまでの制作工程の概要などについて説明を受けました。続いて、2階のアトリエで絵付け作業の様子を見学。その後、アトリエで角タイルにチューリップや船の柄などの絵付けに挑戦しました。アットホームな雰囲気の中、学生たちはとても楽しく、そして集中して作業に取り組みました。
 昼食をはさんでつぎに、2011年に修復が完了したアヤソフィア・ジャーミィを見学。その後、イズニックからイスタンブールへの帰路につきました。道中でソロズという町を訪れ、150年以上前に建てられたという大規模な伝統的木造住宅を見学しました。建物をじっくり見学・スケッチした後、バスで高台に移動し、ソロズの集落周辺を俯瞰しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 11日目「ジュマールクズク、ブルサ 」見学[2014/10/21更新]

 本日はオスマン帝国最初の首都であるブルサおよびその近郊の村ジュマールクズクを見学しました。いずれも2014年に登録された世界遺産です。バフチェシヒル大学のアリ副学長とその奥様も同行されました。はじめに、約700年の歴史を持つ伝統集落のジュマールクズクを見学しました。「ジュマール」とは金曜日に由来し、金曜日に周辺の村の人々がこの村のモスクに集まってくることからこのような名がつけられました。この集落は最近10年ほどの間に注目されるようになり、今では建物の保存修復も多く行われています。迷路のような石畳の街路を散策しながら、トルコの伝統住宅のデザインや構法の特徴について学びました。その後、ブルサの中心市街へ移動し、隊商宿のコザ・ハン、「大きい」という意味を持つウル・ジャーミィ、「緑のお墓」という意味を持ちメフメット1世が眠るイェシル・テュルベ、「緑のジャーミィ」という意味のイェシル・ジャーミィを見学しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 10日目 「ビュユック島の大規模木造建築 」見学[2014/10/21更新]

 ビュユック島の大規模木造建築であるグリーク・オルファネージを見学しました。ビュユック島はマルマラ海に浮かぶプリンスィズ諸島の中で最大の島です。イスタンブールの中心から南東に位置し、新市街のカバタシュから船で約1〜2時間のところにあります。島内は原則として自動車が禁止されているため、移動は徒歩か自転車、または馬車となります。  ビュユック島に到着後、港近くのレストランで昼食。イスタンブール名物の鯖サンドをいただきました。その後、馬車で丘の上まで移動し、さらに松林の山道をしばらく歩いたところにグリーク・オルファネージがあります。1898年に建てられた世界最大級の木造建築です。6階建てで約2万平米の規模です。当初はホテルとして設計されましたが、ホテルとして使用されることはなく、孤児院として使用されました。現在は誰も使用することなく廃墟となっています。長年、保存修復の議論がされてきましたが、現在は具体的な計画もなく朽ちるに任せているとのことです。オーストリア人の建築家による設計ですが、ジュンバ(張り出し窓)や深い庇、エリブールンデ(方杖)、バーダーディ(壁下地)など随所に取り入れられているトルコの伝統的な住宅のデザインを確認しながらスケッチを行いました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 9日目 「イスタンブール歴史地区:トプカプ宮殿、グランドバザール、スルタン・アフメット・ジャーミィ 」見学[2014/10/21更新]

 イスタンブールの歴史地区を訪れ、19世紀中頃まで約400年に渡りオスマン帝国のスルタンが居住したトプカプ宮殿、トプカプ宮殿内のイズニックタイルが特に美しいハレム、約4400の店舗がひしめくグランドバザール、ブルーモスクと呼ばれるスルタン・アフメット・ジャーミィを見学・スケッチしました。その後、スルタナメット公園でスルタン・アフメット・ジャーミィやアヤソフィアの外観をじっくりとスケッチしました。本日もデモなどの問題はありませんでした。  詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 8日目「エディルネ 」見学[2014/10/21更新]

 ギリシャやブルガリアとの国境近くに位置するエディルネを見学しました。かつてはハドリアノポリス(アドリアノープル)と呼ばれた街で、オスマン帝国の首都であった時期もありました。イスタンブールが首都になった後も、オスマン帝国の副都として重要な役割を果たしました。オスマンの建築家ミマール・シナンの最高傑作と言われるセリミエ・ジャーミィ、修復建築事例の好例で音楽療法のための空間が特徴的なバヤジット2世の医学博物館、エディルネの町で現存最古のエスキ・ジャーミィ、オスマントルコが初めて建てた大ドームを戴いたモスクのひとつユチ・シェレフェリ・ジャーミィを見学しました。ICSA in JAPAN 2014に参加したレイラさんが終日同行、またICSA in JAPAN 2010に参加したガムゼさんが夕方合流してくださいました。本日もデモなどの問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 7日目「ドルマバフチェ宮殿における保存修復実習、ドルマバフチェ宮殿見学、エンベル理事長およびセマ学部長 表敬訪問 」[2014/10/18更新]

 ドルマバフチェ宮殿の工房で保存修復実習を行いました。昨日見学したユルドゥズ宮殿同様に、ドルマバフチェ宮殿の敷地内には、宮殿内の多くの工芸品や美術品または建築自体をメンテナンスするための工房がいくつもあります。額縁、スタッコ、照明器具、石、本、陶磁器製ストーブなどの修復工房を見学しました。その後、その後ドルマバフチェ宮殿のハレム(生活の場)とセラームルック(行政・儀式の場)を見学。本日見学したド工房、また昨日見学したユルドゥズ宮殿の工房における修復の様子や説明を思い起こし、宮殿内で目にする家具や壁、床、額などを確認しながら見学することができました。セラームルックで最後に見学した大広間の大きさ、絢爛さに学生全員が感激していました。午前中の実習には、ICSA in JAPAN 2014に参加したトルコの学生2名が同行してくれました。
 実習後、バフチェシヒル大学へ行き、バフチェシヒル大学のエンベル理事長およびセマ建築デザイン学部長を表敬訪問。その後、夕焼け空のボスポラス海峡の風景を堪能しました。
 連日天気に恵まれ、順調に実習に取り組めています。デモなどの問題もありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 6日目「ユルドゥズ宮殿における保存修復実習」[2014/10/18更新]

 本日はバフチェシヒル大学のシネム先生、ベリンダ先生の引率のもと、ユルドゥズ宮殿の工房で保存修復実習を行いました。この工房はユルドゥズ宮殿をはじめとするトルコ国内の国立宮殿を対象としています。イスの布張り、家具仕上げ、家具の木加工、家具彫刻、テキスタイル、セラミック、カーテン、籠やござ、絨毯、金ぱく仕上げ、木製建具、寄木床材、メタルワークなどの各種修復工房、この工房全体で使用する道具の刃などを専門に制作する工房を見学しました。宮殿を維持するために、多くの専門家が関わり、気が遠くなるような地道な修復作業を日夜続けていること、そのために極めて科学的な調査が土台になっていること、同時に伝統技術を何よりも尊重する姿勢などを実感することができました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

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