武庫川女子大学
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大学院ニュース

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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臨床教育研究懇談会が開催されました[2014/05/14更新]

本年度、第1回の臨床教育研究懇談会「DV被害の実情とその支援〜緊急一時保護施設での取り組み〜」を4月26日に開催しました。DV被害女性の緊急一時保護施設でカウンセリングを担当する姫嶋純子さんからの報告を聞きました。性別役割に縛られ本人の認識がないまま我慢し続け、誰にも相談できずに重篤化していく過程や、幼いときの支配的な親子関係が成人してからも払拭されずにDVを受け容れることに繋がっていく過程などの実態をうかがいました。解決への支援は個々の生活歴に応じ困難が予想されますが、相談・援助のあらゆる場で「女性の悩みや困惑の背景にDVや児童虐待の可能性があるのでは」という視点をもつことが、まずは一歩を踏み出すことであると確認しました。大学院生を中心とした参加者からは多くの質問が出され、2時間があっという間に経ちました。

H26年5月13日(火)5限に大学院臨床心理学専攻の入試説明会を開催しました。[2014/05/14更新]

H26年5月13日(火)5限に心理・社会福祉学科の大学生、人間関係学科/心理・人間関係学科の短大生対象に、大学院臨床心理学専攻の入試説明会を開催しました。
大学4年生16名、大学3年生15名、計31名の学生が参加しました。
はじめに、臨床心理学専攻の専攻長佐方教授から大学院入試について説明がありました。その後、心理・社会福祉学科の卒業生で、臨床心理学専攻1年に在学中のTA河本尚佳さんとTA安井美貴さん、本専攻の修了生である心理・社会福祉学科の北垣教務助手が、学生からの個別相談に対応しました。大学院入試の受験勉強や、大学院生活、さらには修了後の就職先、臨床心理士資格などについて多くの質問がありました。
第2回の大学院入試説明会は10月に実施予定です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

修士1年生 建築設計総合演習T「課題1:闇と光と空間」第4, 5週 パースの指導を受け、案の検討を行いました![2014/05/14更新]

 本課題では、建築に不可欠な「闇と光」を主題とし、甲子園会館東側の林の中に、複数の自然素材を組み合わせた小規模建築空間を設計します。
 ゴールデンウィークを挟んで課題が終盤になりました。各自の案が固められていきます。途中芳谷先生にお越しいただき、パースを通じた空間の把握や描写についてご指導をいただきました。今回の課題では20分の1スケールでの表現を行うため、建築の詳細について多くを学びます。日々、案の検討を重ねていきました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「南禅寺 方丈庭園 および 金地院」を見学しました![2014/04/30更新]

 4月26日に建築設計総合演習I 課題1の関連FWとして南禅寺の方丈庭園と金地院を訪問しました。はじめに方丈庭園を見学し、庭園の枯山水の白砂から反射した光が軒裏を照らし、さらに、ほのかな光となり座敷奥の金屏風を照らしだす様子から、日本建築特有の闇と光の在り方を体験しました。金地院では、詳細な説明を受けながら、小堀遠州作の茶室・八窓席を見学しました。座敷の北側に位置する闇の中に明り障子を設けることで、拡散した光が明るく全体をつつみこむ小宇宙の空間を体験しました。その後、鶴亀の庭を見学し、さまざまな表情の石がひとつの調和した世界を作り出している、日本を代表するその庭園をじっくりとスケッチしました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士2年生 フィールドワークVIで「東本願寺」を見学しました![2014/04/28更新]

 4月26日に宗大谷派東本願寺の阿弥陀堂修復現場を見学させていただきました。阿弥陀堂は明治時代に再建されたもので、現在110年以上が経過しています。修復工事は2012年に着工し、2015年に完了予定です。現在、屋根面は瓦葺き作業が進行しています。御影堂の修復で使用した素屋根をスライドさせて今回も使用していること、素屋根における太陽光パネルの設置や雨水の再利用等により環境配慮型の修復を実践していること、ほとんど新調瓦で葺きなおしていること、新調瓦は明治瓦の粉末を混入して作られていること、耐震補強もあわせて行っていること等、阿弥陀堂修復工事の特徴を実地に学ぶことができた貴重なFWとなりました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「大阪信愛女学院(聖堂)」を見学しました![2014/04/28更新]

 4月19日に建築設計総合演習 I 課題1「闇と光と空間」の関連FWとして大阪信愛女学院のチャペルを見学させていただきました。竹中工務店の設計で2004年に建てられた建物には、静けさを創出することをコンセプトに、さまざまな光の効果が演出されています。FWでは、設計者である竹中工務店の酒井様にご説明をいただきながら、外観、チャペルへのアクセス、そしてチャペルの内部を見学させていただきました。エントランス部分での闇にはいったときの心の変化、チャペルでの時刻ごとに変化する光、光を受けた素材の表情など、今回の設計課題である「闇と光と空間」の参考となるような、さまざまな光の効果を体感することができました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「原寸大スタディモデルの組立て」を行いました! [2014/04/28更新]

 4月12日に建築設計総合演習 I 課題1「闇と光と空間」の関連FWとして、原寸大スタディモデルの組立てを行いました。このモデルはダンボールを素材とし、上部や側面から間接光を取り入れることができる形態です。前2回の演習の時間に引き続き、部材の切り出しと接合を行い、続いてモデルを組み立てて行きました。ここでは、共同作業の難しさと楽しさ、原寸大の空間が実際に立ち上がる感覚などを体験することができました。
 完成後の演習では、光環境実験室の設備を使用して、光源の射入する角度や光量を変えながら、モデルに差し込むさまざまな光を体感し、実際の照度を計測する予定です。FWではその実験のための準備を行いました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士2年生 建築設計実務II 「課題1:可動式組立機構を持つ紙管ゲルの屋外設置」第3週 基礎を設置しました![2014/04/28更新]

 本課題では、建築設計総合演習Uで制作した可動式組立機構を持つ紙管ゲルを、全員の共同作業により、キャンパス内の広場に設置することを目的とします。竹中工務店の方々のご協力の下、今週は基礎を制作していきました。
 まずは水盛り遣り方を行いました。杭を打ち、水管でレベル出しをした後、貫を設置していきました。そこに通り芯をだし、水糸をはり、下げ振りを使って松杭の位置出しを行いました。その位置に従って、職人の方に松杭を打設していただきました。松杭打設後、杭頭を切断して高さを調整し、杭の上に大引を設置していきました。最後に防腐剤を塗布して基礎が完成しました。普段はなかなか知ることのできない基礎工事の手順を、具体的に学ぶことができました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

臨床心理学専攻の院生が発達臨床心理学研究所の相談室に5月『鯉のぼり』の飾りつけをしました。[2014/04/26更新]

臨床心理学専攻では、学内実習先である発達臨床心理学研究所の相談室に季節の飾り付けをしています。
平成26年度第1弾の飾り付けは、5月の鯉登りです。折り紙で手作りの鯉のぼりや兜を作って飾りました。今回は授業の関係上、M2だけの参加となりましたが、次回からはM1・M2間の交流も兼ねて、M1も一緒に活動していきます。
第2弾は七夕です。次回も相談室に通う子どもたちに楽しんでもらえるような飾り付けをしようと思います。

修士2年生 建築設計実務 II 「課題1:可動式組立機構を持つ紙管ゲルの屋外設置」第1, 2週 課題説明、敷地調査、ゲルの設置位置の検討を行いました![2014/04/25更新]

 本課題では、建築設計総合演習Uで制作した可動式組立機構を持つ紙管ゲルを、全員の共同作業により、キャンパス内の広場に設置することを目的とします。基礎、床等を新たに検討し、過酷な屋外環境に耐えうる性能を確保します。本課題は竹中工務店の方々のご協力をいただきます。  課題説明の後、早速、敷地を見に行きました。敷地上で、ゲルの寸法や風の向き、人の動線と視線等を考慮しながらおおよその設置位置を決めていきました。また竹中工務店の方々との打ち合わせで、基礎形状、床形状、足場位置、風対策等の方針を決定していきました。現場着工に先立ち、自分たちでおおよその松杭打設の位置を確認しました。ゲルの補強作業もあわせて行い、防水材を塗布したり、膜屋根を固定する庇の補強をしたりしました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士2年生 建築設計総合演習V課題1「紙管の建築」第1, 2週 紙管のドームの共同制作を行いました![2014/04/25更新]

 建築設計総合演習IIIの第1課題では、世界各地から特徴的な風土の土地を各自で選定し、その地域の気候、風土、文化を考慮して、「紙管」を使用した建築を計画します。紙管を建築材料として用いることは一般的ではありませんが、軽量で加工しやすく環境に優しいなど、建材としての可能性も秘めています。  また各自が設計案を作成するのと並行して、学生全員の共同作業により、紙管の建築のモックアップ(実物大模型)を制作します。この原初的・身体的な体験を通して、紙管という材料と向き合い、従来通りの使用方法に留まらず、新たな建築的可能性を模索し、引き出す能力を鍛えます。
 4月9日には、課題説明の後、各自で国内外に存在する様々な気候、地形、文化、民俗、風習と生活空間のかかわりについて、文献やインターネットなどで調査し、敷地選定や設計案の検討に取りかかりました。その後、紙管の建築のモックアップのデザインや構造、制作スケジュールについて打ち合せをしました。今回は、シザーズ型展開構造(はさみを連ねたような構造で小さく折りたたみができる)のドームを制作します(※)。
 4月14,15日には、紙管のドームの共同制作に取り組みました。教員から作業工程などの説明を受けた後、2本の紙管と紙管端部の4つの木製パーツから成る、はさみ型のシザーズユニットの制作に取り組みました。最終的に55個のシザーズユニットが必要ですが、まず5個、次に10個と、形のまとまりごとにシザーズユニットを連結しては、折りたたみの動作確認をしながら作業を進めました。4月16日および18日の建築設計技術演習IIIの時間にも、施工および構造の担当教員の意見をいただきながら作業を進め、容易に展開・収納ができる直径約4.5mの紙管のドームの形ができあがりました。あとは、展開後にドームの形を安定させるための引張材を取り付ける作業を残すのみです。
 また、4月17日には構造設計者の川口衞先生より、折り畳み可能な建築についてご講義いただき、パンタドーム構法やシザーズ型展開構造などの論理や適用例についてわかりやすく解説いただきました。その後、共同制作した紙管のドームの実物を見ていただきました。

※シザーズ型展開構造のドームを制作するにあたり、阿竹克人先生の考案された「あたけぼね」(http://www.atakebones.com)を参考にさせていただきました。また阿竹先生からも貴重なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVIで「紙管に関する講義および紙管のドーム共同制作」を行いました![2014/04/25更新]

 4月19日に建築設計総合演習IIIの第1課題「紙管の建築」に関連してフィールドワークを実施しました。
 午前中は、これまでに建築家 坂茂氏らとともに紙管の建築の建設に取り組んでこられた紙管メーカーの株式会社昭和丸筒より講師を招き、紙管に関する講義をいただきました。講義のテーマは「紙管の用途、製法、建築材料への可能性について -ハノーバー万博に本館を参考として-」。昭和丸筒 開発本部研究開発部の山口氏より、紙管の用途・種類、紙管の製造方法、紙管原紙および紙管の物性と長所や短所、再生システム、紙管を使った建築事例とその施工プロセス、建築に使用する際の問題点、構造材として使用するための法規的対応などについて、実物見本や、動画などを用いて詳しく解説いただきました。
 講義後の質疑応答の時間には、学生や教員から「紙管に耐火性を付与する方法」「紙管の防水加工の程度とリサイクルしやすさの関係」「平巻きとスパイラル紙管の強度の違い」「紙管をリサイクルする時に必要な水量」などについて活発な質疑応答がなされました。  
 午後は、施工実習室に場所を移し、4月14日の建築設計総合演習の時間から取り組んでいる、「紙管を用いたシザーズ型展開構造のドーム」の共同制作の作業に取り組みました。前日の作業で展開・収納可能なドームの本体は完成していたので、本日は、展開後にドームの形を安定させるための引張材をワイヤーで制作しました。これを用いて、テンション材の取り付け位置とドームの剛性の関係を調べる実験を行いました。その後、キャンパス内の芝生広場に紙管のドームを設置し、写真撮影しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVIで「国立民族学博物館」を見学しました![2014/04/25更新]

 4月12日に建築設計総合演習III第1課題に関連したフィールドワークを実施しました。建築設計総合演習V第1課題では、「紙管」を使用した建築を計画します。敷地は、国内外から各学生が自由に選定し、その地域の気候、風土、文化、民俗や風習などを調査し、それらに配慮した計画とします。手始めに、国立民族学博物館を訪れ、世界各地の風土とそれに関わる生活・文化(衣、食、住、信仰、音楽、生業など)に関する展示物を広い視野で 見学しました。また、映像ライブラリーの視聴、博物館の図書室(60万冊以上所蔵)で文献調査を行い、各自の敷地選定や設計案を具体的にイメージするための参考としまた。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

修士1年生 フィールドワークVAで「なら100年会館」を見学しました![2014/04/14更新]

 4月11日に建築設計実務 II 課題1の関連FWとして「なら100年会館」を見学しました。磯崎新氏の設計です。構造は川口衞先生が担当され、パンタドーム構法が採用されました。施設の方にご案内をいただきながら、大ホールと中ホール、そして搬入スペース等を見学させていただきました。ゆるやかに湾曲した外壁PCaパネルに囲まれた迫力のある大空間の中に、PCaの素材感を大切にした大ホールや、入れ子状に全面ガラス張りで構成された中ホールが組み込まれています。パンタドーム構法で立ち上がった痕跡であるヒンジが至るところでそのまま見えるようになっており、パンタドーム構法でできた空間の魅力を大いに堪能できました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

大学院建築学専攻修士課程に16名が入学しました![2014/04/08更新]

 4月5日(土)に、3月に学部を卒業した建築学科5期生のうち15名および2年間の社会人経験を経た建築学科3期生1名が、大学院建築学専攻修士課程に入学しました。 午後3時30分から中央キャンパス日下記念マルチメディア館メディアホールで行われた大学院入学式ののち、上甲子園キャンパス甲子園会館西ホールに移動し、建築学専攻主催の入学の集いが開催されました。満開の桜をバックにして記念撮影の後、岡崎建築学専攻長の挨拶、入学生22名の名前が1人1人読み上げられ学生証の授与が行われました。最後に入学生1人1人自己紹介および抱負を述べました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

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