武庫川女子大学
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受験生ニュース・最新情報

武庫川女子大学を受験される方への情報をお伝えします。
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教育学科の西本ゼミの4年生が、親子で楽しむことができる阪神沿線の公園を紹介する冊子を阪神電鉄と共同制作し、記者発表しました。[2017/02/24更新]

 教育学科の西本望教授(幼児教育学)ゼミの4年生4人=写真中の左から杉本奈央さん、瀬川空さん、井上千波さん、紺谷未佑さん=が、子育て中の家族におすすめの公園・施設などを紹介する冊子「KID’S SMILE」を阪神電鉄と共同制作しました=写真左=。2月22日午後、制作にかかわった学生が、西宮市政記者クラブで発表しました。学生は「季節を感じる自然いっぱいの公園や遊具の充実した公園など目的別に紹介しています」と冊子を示しました。
 冊子(A5判、16ページ)=写真右=は、2月23日から阪神電車の主要駅や掲載施設などで随時配布されます。

 西本ゼミ生らは、2011年から毎年「mama’s smile 」を発行。阪神間で子育て世代が子供連れでも訪れやすく、楽しめるお店やスポットを紹介したり、武庫川団地とその周辺エリアを紹介したりしてきました。今回は名称を「KID’S SMILE」に改称して、親子で楽しむ公園ガイドを制作しました。

 学生たちは昨年8月からこの企画に取り組み、実際に公園を訪れておすすめのポイントを取材、公園遊びに関するアンケートも実施しました。子育てサークルのママたちと座談会を開いたり、遊具メーカーに取材をしたりして自分たちだけでは気づかない問題点や視点を制作に反映しました。
 学生は「教育学科での学びを反映して遊びの提案には、遊び方による『育つ力』や『ねらい』も記載しました。この冊子を活用していただけたらうれしいです」と話しました。

 「KID’S SMILE」は「HANSHIN女性応援WEB Cheer full cafe」(阪神電気鉄道運営サイト)でも公開されています。

大学・日本語日本文学科と短大・日本文化学科の学生がMOS試験に挑戦しました。[2017/03/09更新]

  前期に大学・日本語日本文学科と短大・日本文化学科の1年生がMicrosoft Office Specialist(MOS)のExcel Specialist資格試験を受験。合わせて149人が合格し、合格率が96.1%という見事な成績を修めました。さらに特別学期期間に受験したWord Specialist資格試験では、受験した76人全員が合格しました。前期の合格者を合わせると、1年生(大日・短日)153人がMOS(WORD)を取得。Word Specialist資格試験の合格率は前期も後期(特別学期)も100%という驚異的な結果となりました。

このMicrosoft Office Specialist(MOS)試験はExcelやWord、Power PointなどのMicrosoft Office製品をどれだけ理解して使いこなせるかを客観的に証明するもので、世界的に実施されています。
 
 両学科では、学生が授業で学んだことを資格に結びつけられるよう「資格サポート」に力を入れています。1年生で履修する「情報リテラシーT」、「情報リテラシーU」でパソコンを使った実用的技能を習得し、希望者は定期試験後に開講される対策講座を受講し試験に臨みました。

 前期には同試験のWord Specialist資格試験を受験。1年生で合わせて2つの資格を取得した学生も多数います。大学生活や就活ですぐに役立つ資格を手にし、春からますます羽ばたいてくれることでしょう。

                                                 日本語日本文学科・上田和子

福岡県と本学が、就職支援協定を締結しました。[2017/01/13更新]

 武庫川女子大学、武庫川女子大学短期大学部は2016年12月26日、福岡県と就職支援に関する協定を締結しました。本学は学生の就職を支援する立場から、福岡県は次世代を担う人材の育成・確保を図るため、連携して福岡県内の企業などへの就職を支援します。
 福岡県との締結を含め、本学と各自治体との就職協定は9件となりました(2016年12月現在、徳島県・香川県・愛媛県・鳥取県・鹿児島県・兵庫県丹波市・山口県・広島県・福岡県=締結順)。

 協定では、以下のような連携・協力をすることをうたっています。
(1)学生に対する就職関連イベント、県内の企業情報等の周知に関すること。
(2)大学が行う合同企業説明会、保護者向けの就職セミナー等の開催に関すること。
(3)福岡県が行う学生向け就職支援サービス等への登録呼びかけに関すること。
(4)学生の福岡県へのUIJターン就職に関する情報及び実績把握に係る調査等に関すること。
(5)その他、学生の福岡県へのUIJターン就職促進に関すること。

 建築学科が、360度パノラマ写真による建築学科バーチャルキャンパスツアーを公開しました![2016/12/28更新]

 建築学科のメインキャンパスには、「甲子園会館」「建築スタジオ」の2つの校舎があります。
 甲子園会館は、1930年竣工の歴史的建造物。昭和の名建築として広く知られています。
 その甲子園会館とキャンパス内で調和・競演しているのが、現代的なデザインを取り入れた建築スタジオです。
 設計演習のためのスタジオなど充実した最先端の設備を備えており、建築学科の学生が生きた教材としているキャンパスの様子をご覧ください。
 ⇒ バーチャルツアーへ

大学院 食物栄養学専攻2年生の野口実華子さんが、健康障害を防ぐ研究で室内環境学会の優秀ポスター賞を受賞しました。[2016/12/28更新]

 平成28年 室内環境学会学術大会が12月14・15日、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)で開催され、大学院 生活環境学研究科 食物栄養学専攻2年生の野口実華子さん(写真、公衆衛生学研究室所属、吉田精作教授指導)が大会長奨励賞の優秀ポスター賞を受賞しました。

 野口さんの演題名は「ハウスダストのアセチルコリンエステラーゼ阻害活性」。大学院1年生の時から、室内の化学物質が原因で生じるシックハウス症候群などの健康障害を防ぐ研究を続けてきました。
 室内の空気を汚染する物質として近年注目されている難燃剤・可塑(かそ)剤は、特に使用規制がなく、カーテンやカーペット、家具、電気製品など、一般家庭であればどの家にでもある物に使用されています。難燃剤・可塑剤に含まれる有機リン酸トリエステル類は、脳内のアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害し、健康障害を引き起こすことが分かっています。ハウスダストは難燃剤を吸着していることから、野口さんはハウスダストのアセチルコリンエステラーゼへの阻害活性について調査。すべてのダスト試料に阻害活性があることを突き止めました。このことから、室内化学物質による健康被害を防ぐ方法の一つとして、ハウスダストのアセチルコリンエステラーゼ阻害活性を調べることが有効であると示しました。

 野口さんは「入学当初は漠然と、管理栄養士になって病院で働くのかな、と思っていました。武庫川女子大学で学んでいくうちに、自分は研究や分析することが好きだと気付き、食品の安全を守ることに興味が湧いてきました。この研究は、先輩から引き継いだ、研究室としての継続研究です。学部生の時には、魚介類の中の残留農薬について調べていたので、有機リン酸トリエステル類という、農薬とはまったく違う物質について勉強するところから始めました。実験を行う際には、最初は酵素をうまく使えず、なかなか評価方法を確立できなかったので、苦労の連続でした」と話しています。

 「室内環境学会 大会長奨励賞 優秀ポスター賞」は、学生会員が筆頭著者・登壇したポスター発表・展示の中から、@新規性 A信頼性 B技術的・社会的有用性 C学術的有用性 D表現力について評価し、優れた2件に贈られます。

◆アセチルコリンエステラーゼとは◆
 神経組織や筋肉などに含まれている酵素。副交感神経が興奮すると分泌されるアセチルコリンを分解し、コリンと酢酸にする働きを持つ。アセチルコリンが分解されることにより、興奮状態が収まる。アセチルコリンエステラーゼの働きが阻害されると、興奮状態が続いたり、落ち着かない状態が続いたりするため、「子どもがキレやすい」「じっとしていられない」などの原因の一つになるとされている。

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